谷川岳 ヤマノススメ 百名山 山荘1泊登山
■2015年6月6日(土)~6月7日(日)
世界一の遭難死者数(800名超)を誇る谷川岳。
その事から「人喰い山」とも「魔の山」とも呼ばれている。
…といっても、それは一ノ倉沢などからの岩壁ルートによるものであり
ロープウェイで行ける天神尾根なんかは危険箇所は少なく遭難者も少ない。
家族連れで行けるような安全な山ですな。
漫画ヤマノススメの山場でもある思い出の山、谷川岳。
夏で混む前に登りたいので行ってきました。
今回の同行者はたわしさん。
07:08 東京駅
Maxたにがわ471号に乗り込みまずは高崎駅を目指す。
少し寝不足気味だったので終点まで( ˘ω˘ ) スヤァ…
08:24 高崎駅
上越線に乗り換えて次は水上駅へ。
雨は降ってなく日差しもでてきて期待が高まる。
09:47 水上駅
さらに乗り換えて土合駅へ。
ちなみにこのルートは少し時間がかかる&余計な体力使います。
早く行きたい場合は越後湯沢まで新幹線で行ってから下りで土合駅へ。
あるいは水上駅からの谷川岳ロープウェイ乗り場行きに乗るほうが定石。
このルートにしたのには理由があり
もぐら駅と呼ばれる土合駅ホームに降りたかったから( ゚ω^ )b
ヤマノススメでもここを歩いてるのでトレースしました。
※越後湯沢からの上りで土合駅に行くと地上駅になるので注意。
462段の階段を上がって地上を目指す。
なかなか足にきますな。
10:10 土合駅(663m)
ロープウェイ乗り場は駅を背に右側を歩く。
廃墟っぽい駅のスロープをくぐって自動車道を歩く。
途中にある慰霊碑にて一礼。
ロープウェイ乗り場に近づくにつれて雨が強くなる。
10:40 谷川岳ロープウェイ乗り場(750m)
当初の予定では上りは西黒尾根にしていたんだけど
雨はやみそうにないので滑る岩場を回避して天神尾根に変更。
11:10 天神峠(1500m)
ここから肩の小屋までのベースタイムは2時間15分。
西黒尾根と比べてだいぶ楽になるのでゆったりと歩く。
標高1500mなのに森林限界を突破した稜線歩きが気持ちいい。
雨やんでたらな~とぼやき気味に歩く。
木道。
谷川岳の木道は最初のところの段差が大きくて足を大きく上げないとならない。
女性とか子どもは結構つらそうな作り。
12:00 穴熊沢避難小屋
多くの登山者が雨宿りしてた。
ここでたわしさんは雨具を、俺はスパッツを装着する。
雨が降ってるのもあってか多くの下山者とすれ違った。
晴れたらどんだけ山頂は惨状なんだろと考えるだけでおそろしい。
12:45 天狗の溜まり場
上ってみたものの景色が全くみえねぇ。
突然の雪渓。
なかなかの勾配の中、アイゼンないのでキックステップとロープを頼りに上る。
13:35 肩の小屋
遅めの昼食をとるべく肩の小屋に入る。
中にはストーブがあって暖かい。
コーヒーを注文してセブンのレーズンバターロールを食す。
このパン、100円でカロリー640kカロリーとかいうダイエット殺しにも程がある。
登山中では逆にありがたくもある。
山バッヂ購入
チェックイン手続きを済ませザックをデポしてトマの耳に向かう。
14:35 トマの耳(薬師岳)1963m
ガスって景色は全く見えない。
神社にも寄ろうってことで奥の院へ向かい挨拶を。
ガスがなかったら結構怖そうな道を歩いた。
一ノ倉岳への道がどんなもんか進んでみたけど初っ端から鎖場がでたので引き返す。
15:50 肩の小屋
日帰り客もはけたので部屋割りを指示される。
30人収容で15人~20人くらいが本日の泊まりかな。
ヤマノススメ的チェックポイント!
※単行本は望遠鏡の上にある棚に置いてある。
夜はハンバーグと焼き魚。
食事の後は管理人さんのおもしろ話を聞いてまどろむ。
アニメヤマノススメにでてくる管理人のモデルと思われるけど本人はもっと若々しい。
一人で切り盛りしてたけど夏とかもそうなんだろうか。
そうだとしたら結構大変そうだな。
∧∧ むくり
(*・ω・)
_| ⊃/(___
/ └-(____/
相部屋になった方に晴れて星が綺麗だと教えて貰う。
月の明かりが強いので月を避けつつ写真を撮りまくった。
寒いのも忘れての40分、良い時間を過ごしましたわ。
【2日目】
朝日を見るために4時前にて起床。トマの耳へ向かう。
赤く染まりはじめる世界
オキの耳にもご来光待ちがいるね
まだかな?
相部屋だった方がヤマノススメのファンなようであおいを連れてきていたw
折角なので雪歩とツーショット(´ω`)
朝日のすぐ隣に来週上る燧ヶ岳が見える。
朝食をとってたら管理人さんから白馬岳が見えると教えて貰った。
真ん中の一番奥に見えるのがソレです。
06:30 肩の小屋出発
管理人さんにお礼の挨拶をして出発。
雲がほとんどない快晴の中、天神尾根から下山する。
雪が固まってて昨日より歩きにくい。
滑ったら止まれそうにないので慎重にストックで歩く。
打って変わった天気で天神尾根がまるごと見える。
これを待っていた(´ω`)
万太郎山へ続く稜線。
今度来る時は万太郎山への縦走ルートを歩きたい。
月がまだ見える。
08:20 毛渡乗越分岐点
右の天神峠をスルーして左の天神平ルートへ。
リフトの往復券を買ってしまったのがちょっと勿体無い(´・ω・`)
天神峠まで行くと100mほど上る事になるので帰りは天神平をオススメします。
リフトは片道で充分( ゚ω^ )b
08:40 谷川岳ロープウェイ天神平駅
下山完了。
結構な数の登山者とすれ違ったので今日の山頂は盛況そう。
俺らもこの快晴の中歩きたかったなーw
谷川岳の天神尾根は家族連れも多く登りやすい山でした。
とはいってもハイキングよりは登山寄りなので舐めプはしない方がいいかと。
何の装備もなく上ってた人らもいたけど山頂で後悔してた。
あと外人さんが1日目の寒い中、半袖でオラついててビビる。
身体の構造が根本から違うんだろうねw
日帰りでも登れるんだけど、個人的には泊まりを推したい。
また登りにきまーす(((ง’ω’)و
■登山中の花コーナー
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名前わかんねー(^q^;
■ふれあい交流館
入浴料550円、貸しバスタオル200円、タオル200円
地元の人らも入浴しにきてた。
安いけど湯船がおもったより狭いので5人以上で窮屈感でてくる。
風呂の規模の割には休憩所が広い。
帰りは高崎から湘南新宿ラインに乗って渋谷まで一直線。
ぐんまちゃんを美味しく頂く。
【1日目】雨 距離:5.1km 行動時間:4h40min
11:10 天神峠─12:00 穴熊沢避難小屋─12:45 天狗の溜まり場─13:35 肩の小屋─14:35 トマの耳─15:00 オキの耳─15:10 富士浅間神社奥の院─15:50 肩の小屋
【2日目】晴れ 距離:3.0km 行動時間:2h11min
06:30 肩の小屋─06:55 天神ザンゲ岩─07:25 天狗の溜まり場─07:50 穴熊沢避難小屋─08:20 毛渡乗越分岐点─08:40 谷川岳ロープウェイ天神平駅
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Comment
失礼します。
私も6月6日~6月7日にヤマノススメ目的で肩ノ小屋に泊った者です。
本文のオキの耳でご来光待ちをしていたのが私(と同行者2名)ですね。
我々の他にも同日にヤマノススメファンが何人も泊っていたとは嬉しくなり、コメント残した次第です。
初めまして~返信が遅くなりすいません。
コメントありがとうございます!
摩訶さんも肩ノ小屋にいらっしゃったんですかw
ヤマノススメファンのアクティブさには驚かされます(^ω^)
アニメ・原作にでた山にあちこち登ってるのでどこかの山でお会いした際はよろしくお願いします!w