大雪山 百名山 テント2泊3日縦走登山 前編
■2015年9月19日(土)~9月22日(火)
百名山の一つ、大雪山。
一つの山を指すものではなく二十以上の火山群をまとめて称したもの。
大雪山系とも呼ばれ、大雪山国立公園の面積は神奈川県と同等。
そんな広大な山を登ろうっつーことで夏前から計画してた大雪山縦走登山。
予定だとネロさんと行くはずだったけど、仕事の都合によりソロで行きました。
新しいザック担いで2泊3日のテント泊。
今年のメインイベントになりまする。
7月19日(土)
07:00 羽田空港
旭川行きの飛行機を取り損ねたためまずは千歳空港へ向かう。
千歳空港から札幌駅に移動し、モンベルのガスを購入して旭川へ。
13:00 札幌駅
ガスを購入してスーパーカムイで移動。
5両編成で1両だけ指定席がある。
指定席車両には荷物置き場もあるのでザックをそこに置けば快適な旅となる。
旭川駅までは一時間半ほど掛かるので( ˘ω˘ ) スヤァ…
14:30 旭川駅
ここからさらにバスで移動。
コンビニで食料を調達して10番乗り場にて待機。
15時半出発の旭岳行き「いで湯号」はトランクありでゆったり座れた。
16:55 旭岳温泉入口バス停
本日泊まる「グランドホテル大雪」に到着。
移動だけで10時間以上掛かって既にお疲れモード(´・ω・`)
部屋は2人から1人になったので相部屋プランに変更。
最大6人が泊まる部屋を今日は3人が泊まる。
相部屋になった方々も大雪山を登るそうでみんな静かに( ˘ω˘ ) スヤァ…
7月20日(日)
06:20 グランドホテル大雪
あいにくの雨模様の中、レインウェアを着込んで出発。
ロープウェイまでは15分くらい車道を歩く事になる。
06:35 旭岳ロープウェイ
片道券(1,650円)を購入してロープウェイに乗り込む。
07:10 姿見駅
スタート地点に到着。
雨のせいか登山者・観光客は少なめに見えたね。
白雲岳避難小屋までトイレがないのでしっかり済ませておく。
トイレ後は軽く準備運動してヴァームを飲んで出発。
姿見池あたりまでは観光客向けのコースが整備されてて歩きやすい。
紅葉もピークで景色を楽しみながら歩く。
07:30 姿見池
池越えに旭岳を望むのがビューポイントなんだけど、雨で山容は見えず。
そのまま進んで山頂を目指す。
大雪の鐘
遭難でなくなった一行を偲ぶために建てられた。
地獄谷からは噴煙が(´ω`)
旭岳は現在も噴気活動が続いる。それが麓の温泉として恩恵を受けてる感じっすね。
昨日入った温泉はクセがなくそれでいて芯から温まって快眠だった。
旭岳山頂までは砂利道っぽいところを登っていくだけで特に難しい所はないかな。
標高2000m級でありながら姿見の池あたりで森林限界になってて景色は開けてる。
雨じゃなかったら地獄谷に圧倒されながら周りの景色を堪能して登れたんだろうねぇ。
09:45 旭岳山頂(2291m)
大雪山系最高峰の旭岳に到着。
ガスっちゃって景色は全く見えず。
風も強いので行動食を食べてすぐ移動開始。
旭岳から間宮岳へのルートは結構な斜度の坂道。
赤土でズルっといっちゃいそうで慎重に下りていく。
200mくらい下りると平地が広がり歩きやすい道がでてくる。
ガスっちゃってよくわからんけど広々としてる。
キャンプ指定地もあり、泊まって夜の旭岳を撮影するのもアリかな。
トイレがないのがちょっとネックだけど。
泊まる場合は携帯トイレを持参してテント内でする必要がありそう。
11:10 間宮岳分岐点
北海岳を目指して歩いていると雨が止んで晴れ間も出てきた。
山の上の道とは思えない広大さ(´ω`)
奥のほうには北海岳山頂も見える。
あそこからの展望はどんなもんかなーと期待しながら進んでいく。
12:00 北海岳山頂(2149m)
景色見えんがな(´・ω・`)
山頂に着いたら旭岳同様にガス&風の強さで居てらんない。
記念撮影をしてさっさと次に向かう。
束の間の晴だったようでこの先はずっとガスってた。
視界が悪いと広大さも景色もなくなって退屈な歩きになっちゃうねぇ。
道ははっきりしてるから迷うことはないけど似たような道をずっと歩くのは辛いね。
真っ赤っ赤
白雲岳分岐が近づいてくると岩がゴロゴロした道になる。
歩きにくいけどこっちの方が楽しいかもしれん。
13:30 白雲岳分岐点
ここから避難小屋まではタイムコースで20分。
白雲岳はルート上になくピストンする形で上る事になる。
今日は登っても展望よくないだろうからスルーして避難小屋に向かう。
避難小屋が見えてくる
右側にはテント場があるね。見た感じ今日の宿泊者は多くなさそう。
水場
北海道はキタキツネがいるので煮沸する必要あり。
そのまま飲むとエコノキックスに寄生される危険があるので注意☆(ゝω・)v
14:10 白雲岳避難小屋
二階建てでシーズン中は管理人が常駐する。
素泊まり1000円、テント300円なのでテント2泊分の600円を支払う
中は結構な人がいて登山靴がいっぱい並んでた。1つの布団で何人寝るのやら…。
テント場
真ん中にある石が利用可能で他からは取ってきちゃダメとの事。
黒いベンチがあるあたりは雨の時は水没するので張らないほうがいいとも言われた。
確かに左側のベント部分は水が溜まってますな。
右側は大丈夫そうな気がするけど距離をおいて設営開始。
風が強くて設営できねぇ(乂’ω’)
四苦八苦してたら近くのテントからお兄さんが出てきて手伝ってくれた。
ついでに風に強いペグの打ち方も教えて貰う。
ありがとう(´ω`)
テント泊は移動時に重さがネックとなるけど快適なので推したい。
寝るスペースの確保ができるのと荷物散らかしても気にならんのが良い。
設営後はデレステ(音ゲー)をやりながらダラダラする計画だったんだけど
ここら辺はauもdocomoも電波繋がらず何もやることがない。
昼飯兼夜飯としてカップ麺におにぎりを2個食って( ˘ω˘ ) スヤァ…
・
・
・
( ゚д゚)ハッ!
外から風の音がまったくしない。
スターライトステージ
雲がすっかりなくなってて空には満天の星空が。
そういや他のテントからは誰も出てこなかったな。
俺が寝てる間にみんな堪能したんかしら。
明日の登山の期待が大きくなってウキウキで( ˘ω˘ ) スヤァ…
場所 | 予定時刻 | 実際時刻 |
---|---|---|
姿見駅 | 07:10 | 07:10 |
旭岳石室 | 07:30 | 07:30 |
七合目 | 08:25 | |
八合目 | 09:00 | |
九合目 | 09:25 | |
旭岳山頂 | 10:00 | 09:45 |
間宮岳分岐 | 11:00 | 11:10 |
北海岳山頂 | 11:50 | 12:00 |
白雲岳分岐 | 13:10 | 13:30 |
水場 | 14:05 | |
白雲岳避難小屋 | 13:30 | 14:10 |
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