開聞岳 百名山登山
■2015年3月28日(土)
百名山には1000m未満の山が二座あり、そのうちの一つは茨城県にある「筑波山」
もう一つは鹿児島県にある「開聞岳」
前々から登ってみたかった開聞岳に登ってきました。
今回は鹿児島遠征ってこともありソロで行きました(^ω^)
3月27日(金)羽田空港。
東京から鹿児島までは飛行機で約2時間のフライト。
窓側の席を選んで空の旅を洒落込む。
鹿児島空港からは指宿駅までバスで移動。
そこで地元の友人と合流してかいもん山麓ふれあい公園に移動。
ログハウスに泊まって、翌日の朝から開聞岳を登る。
登山に向けて早めに( ˘ω˘ ) スヤァ…
翌日3月29日(土)
06:30 ふれあい公園
管理棟にある登山者記帳所で登山届を出していざ出発。
※写真は下山後に撮ったもの
朝焼けの開聞岳
06:45 二合目登山口
ここから登山道。
5時間~6時間くらいのコースとなる。
06:54 二合半目
登山道は広かったり狭かったりを繰り返して全体的にはなだらかな坂道を歩く。
七合目までは登山道に小石が敷き詰められていて歩きやすい。
石の階段
登山道にありがちなやたら急な階段ではなくペース守れて楽。
四合目
一合毎に看板があり、ベンチもあるので休息の目安になる。
お天道さまが張り切っててなかなか暑い。
この辺りはたまに景色が開けるけど基本的には山の中で夏は蒸しそう。
07:35 六合目
五合目の写真が残って無かった。
ペースタイムだと二合目から五合目が一時間なので好調なペース。
07:55 七.一合目
七合目には5人くらいのパーティーがいたのでスルー。
ここは救助第三ポイントでもある。
第一から第四まである救助ポイントはヘリが活動できるよう開けているので景色も良い。
仙人洞
開聞岳が噴火した際にでき、山伏たちの修行の場になっていた所。
七合目から先になると蒸し暑かったのが一転して涼しくなる。
山も開けてきて景色が楽しめ、ここまでの疲れが一気に吹き飛ぶ。
08:43 御嶽神社
山頂手前に建てられている神社。
枚聞神社の奥宮。
08:45 開聞岳山頂
二合目から約二時間で登頂完了。
朝が早いこともありすれ違う人が七合目あたりで一人しかいなかった。
山頂にも誰もいなく、景色を独り占めできた(´ω`)
360度ビュー。
指宿市内や海が見渡せて開放感抜群(´ω`)
真ん中に見えるのが池田湖で、その奥にあるのがおそらく霧島連峰。
霧島連峰にもいつか登ってみたい。
その左側にうっすらと桜島が望める。
昼食は下山後にするので缶コーヒーで一息つく。
ガスは飛行機できたので持ってこず。
09:15 下山開始
上ってくる人が増えはじめたので混む前に下山する。
七合目から山頂の間には撮影ポイントがいくつかあるけど、岩から崖に直通になってる箇所もあるので注意が必要。
岩と岩の隙間に足が挟まらないようにもしたい。
10:35 二合目登山口
アップダウンのないコースなので帰りはさくさく下りれる。
ただ、敷き詰められた小石が踏んだ時にずれて滑りそうになる。
上ってくる登山者も多くておそらく60~80人くらいとすれ違ったと思う。
家族連れが多かったかな。
開聞岳を登る場合は早朝にでて早めに下りたほうが良さそうっすね。
1時間20分ほどで下山完了。
七合目あたりの岩場がずるっといくと足が挟まりそうな隙間があるくらいで
全体的には危なそうな箇所はなかった。家族連れでワイワイ登れるコースっすね。
開聞岳、楽しめました(´ω`)
【データ】晴れ 距離8.63km 行動時間:4h32min
※30分ほど記録止め忘れる
06:30 ふれあい公園管理棟─06:45 二合目登山口─06:50 二合目半─07:15 五合目─07:35七合目─08:45 開聞岳山頂~休憩~09:15 開聞岳山頂─09:55 七合目─10:10 五合目─10:30 二合目半─10:35 二合目登山口─10:50 ふれあい公園管理棟
【指宿観光】
せっかく指宿まで来たので観光もしていきましょ(´ω`)
■枚聞神社
開聞岳をご神体とし、天照大神が祀られている神社。
薩摩国一宮でもある。
枚聞神社ではお賽銭をここで洗ってから賽銭箱に投げ入れるのが習わし。
石がお金の形に窪んでるのがわかる。
■玉乃井
綿津見神(わたつみのかみ)の娘、豊玉姫(とよたまひめ)が水を汲みに来た井戸。
日本最古の井戸とされ、山幸彦との出会いの場ともなる。
枚聞神社から唐船峡に向かう途中にポツンとあるので見落とさないよう注意。
■釜蓋神社(射楯兵主神社)
天智天皇が頴娃に住む安東実重中将を訪ねた時に、
接待のために大きな釜で米を蒸してたら突風で釜が大川浦まで飛んだとか。
驚いた住人がそれを拾って拾い神として祀り釜蓋大明神と呼ぶようになる。
拾った先こそが今の釜蓋神社がある場所らしい。
…蓋が飛んできたから神様にしようってバイタリティ好き(´ω`)
鳥居から釜蓋を頭に乗せてお賽銭箱まで行ければ願いが叶う言い伝え。
試してみたけど風が強くて一歩も歩けなかったw
武の神様として仰がれていて多くのスポーツ選手や芸能人が訪れる。
他には素盞鳴尊が配祀されている。
■豊玉媛神社
主祭神は豊玉姫命。
今和泉郷社では中宮大明神と呼ばれ、デメジンサーとも呼ばれる。
篤姫ゆかりの地。
■魚見岳
桜の名所になっていて春になると地元の人らが花見をしている。
海に浮かぶのは知林ヶ島で3月から10月の間だけ砂州が現れて歩いて渡れる。
■レジャーセンターかいもん
開聞岳から一番近い日帰り温泉施設。
地元の人も利用する銭湯に近い雰囲気で風呂場にはシャンプーや石鹸の類はない。
入浴料340円と安い。
■たまて箱温泉(ヘルシーランド)
竹山の麓にある日帰り露天風呂。
偶奇数日で和風と洋風に入れ替わり、男なら断然偶数日の和風露天風呂がオススメ。
大海原と開聞岳を一望できる露天風呂は身体も心もあたたまる(´ω`)
入浴料510円、タオル200円、貸バスタオル200円。
■こころの湯
宿泊施設もあるスーパー銭湯。
いろんな種類の風呂があって長湯に最適。
入浴料620円、タオル250円、貸バスタオル200円
■いぶたま号(特急 指宿のたまて箱)
鹿児島中央駅~指宿駅を結ぶ特急列車。
カウンター席やソファ席があり豪華な造りになってる。
早めに予約しないと席がとれない。
■指宿サイダー
唐船峡の名水を使用したサイダー。
甘さがくどくなくすっきりとした味わい。
■温たまらん丼
砂蒸し温泉の源泉で作った温泉卵を使った丼物。
メイン素材は豚でも鰹でもそぼろでも何でもいいっぽい。
こちらは指宿駅近くにある「青葉」というお店のもの。
■そら豆
指宿はそら豆の生産地でもある。
焼いただけのそら豆に塩をパラリとかけるだけで立派な酒のツマミですな。
■山川漁師飯
道の駅山川港「活お海道(いおかいどう)」のカツオ丼。
■かつお焼き
たい焼き風というか形が違うだけでたい焼き。
あずき、そら豆、安納芋から選べてこれは安納芋。
スイートポテトみたいで美味しい。
他にも唐船峡のそうめん流しや砂風呂、知林ヶ島などの観光地がありまする。
今回はスルーしたけど興味ある方はそちらもどうぞ(^ω^)
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