北岳 百名山 山荘1泊登山
■2015年8月29日~8月30日
標高日本第二位の山「北岳(3193m)」。
白峰三山の一つであり南アルプスの盟主。
憧れの北岳~♪に登ってきました。
同行者はネロさん
8月28日(金)
22:00 東京モード学園前
山梨交通が運行する広河原行きのバスはいつもの新宿バスターミナルではなく
新宿西口にある東京モード学園前が集合場所となっている。
4列シートで狭いものの乗車時間は長くないので気にはならない。
本日は乗車率60%くらいで空いてる席はご自由にとなった。
2席を1人で使えるので快適(´ω`)
23:45 双葉SA
唯一の休憩場所。
これより先は買い物ができる場所がないので朝飯なんかはここで購入。
24:15 天笑閣
待合室的なところで待つのかと思ったらちゃんと寝れるスペースだった。
布団代わりの座布団と毛布をかけて( ˘ω˘ ) スヤァ…
8月29日(土)
04:30 天笑閣
隣のおっさんが暑い暑いとうるさかったけど2時間ほど寝れた。
路線バスが来る前に朝食をとってバスに乗り出発。
乗車人数に合わせてバスを用意してくれるので座っていける。
路線バスゆえに途中で乗車してくる登山客もいるようだけど
雨が降りだしてるせいか乗ってきた客はゼロだった。
06:15 広河原
レインウェアとザックカバーを装備して出発準備。
大樺沢二俣までの道のりは樹林帯を歩きつつ大樺沢をジグザグに渡る。
歩きやすいんだけど坂道がずっと続いて地味にしんどい。
鉄パイプの橋までは付いていけてる。
二俣まであと1時間。
この辺りでネロさんとだいぶ差がついて見えなくなった。
心拍数が常時150越えてて辛くなってきたのでペースを落とす。
ペース落としただけではあかんかったので小休憩も挟むようにした。
休憩の効果あってか心拍数も145前後で維持できるようになり少し楽に。
二俣分岐点を目指してゆっくり進む。
心拍数わかるsuntoのAmbitは客観的に状態がわかっていいすね。
GPS機能もあるんで下山後のデータを見るのが楽しみの一つになってる。
ブログの下にある画像データがAmbitで算出したやつですね。
09:10 大樺沢二俣
ネロさんと合流。
チップ制のトイレがあるので利用する。
休憩で止まると寒くて仕方ない。
この先の左俣コースから八本歯のコルまではコースタイムで2時間半。
バットレスからの落石にも注意しなきゃならん。
雪渓を過ぎると木の階段が連続する。
雨で滑りやすいので注意して上る。
12:30 トラバース分岐点
北岳山頂へはここから50分。
とはいえ、雨で展望がなさそうだし帰りに通るから今日はいいやとスルー。
明日になれば晴れてるかもしれないしね!
ここから先は上りもなくスイスイ歩ける。
切り立った崖っぽい道もあるけど危険はそんなにないかな。
ハイマツ帯で雷鳥に逢えないかな~と期待するも甘くなかった(´・ω・`)
13:25 北岳山荘
予定より45分遅れで到着。
手続きをして部屋をあてがって貰う。
玄関には本日は1つの布団に2人で使ってねという貼り紙が。。
とはいえ、雨により登山者数は少ないだろうとの事。
その場合は再配置するんで待っててくださいと言われる。
できれば一つの布団で寝たいよねー(・3・)
昼飯を食堂でとり夕飯まで部屋で待機。
徐々に宿泊者が増えてきて追いやられていく。
山荘内。
登山雑誌や岳、孤高の人の漫画があった。
ヤマノススメはなかった(・3・)
夕飯(16時半)
これに加えて肉じゃががテーブル共有で置いてある。
昼飯を2時間前に食べてるのでお代わりはせずに部屋へ戻る。
部屋に戻ると山荘の人から「今日は一人に布団一つ」とのお許しを頂く。
やったぜ☆(ゝω・)v
乾燥室が20時までなので干してたヤツを回収して( ˘ω˘ ) スヤァ…
ちなみにトイレは男女共用の水洗式で、紙はゴミ箱へのスタイル。
入って右側トイレの水が真っ黒で左側の水は透明だったのはなぜだろうか。
外来用のトイレは別棟としてあり、トイレが業務用冷蔵庫みたいな形で面白かった。
8月30日(日)
04:00
雨やまず(‘ω’`)
むしろ昨日より酷くなってる感すらある。
風も強いので出発を見合わせて( ˘ω˘ ) スヤァ…
朝弁当
間ノ岳の途中で食べる予定だった弁当。
時間的にムリなので食堂で頂く。
食堂で食べてると山荘の人から良かったらどうぞと味噌汁を貰う。
こういった心遣いはありがたい。
06:10 出発
間ノ岳は中止して北岳山頂を目指す。
間ノ岳は去年の春に標高の見直しがあって日本第三位に浮上。
ここも登れたら一位~三位を制覇できたので残念(´3`)
吊尾根から山頂を目指す。
ムリダー。
稜線上は風が強すぎて歩けたもんじゃない。
ルートをトラバース道に変更して風が弱まるのに期待する。
他の登山者も尾根ルートをやめてトラバース道へ。
07:10 トラバース道分岐点
下りてきた人の「山頂は吹きさらし」を小耳に挟みつつ上る。
山頂までの道のりは階段とかで整備されてて歩きやすかった。
風の影響もそんなにないし良い感じ(´ω`)
とはいえ標高3000mは普通に歩くだけで息が上がりそうになるねぇ
深呼吸と水分をこまめにとって山頂を目指す。
吊尾根分岐に入ると風が強くて雨が痛い。
顔がでてる所をチクチクされてイラっとする。
07:55 北岳山頂(3193m)
日本第二位制覇!
達成感よりも寒くてかなわん。
記念撮影をして即撤収。
岩稜帯を滑らないよう慎重に下りる
こっちのコースは上った所より道がそのままって感じだね。
慣れてないと危ないかもしれない。
08:30 肩の小屋
トイレを借りてすぐに出発
トイレは水洗ではなく洋式のぼっとんタイプ。
09:20 草スベリ分岐点
白根御池小屋へは草スベリを歩いたほうが近い。
ただし、500mの直登があり急斜面で危なそうなので右俣コースを下りた。
この辺までくると風はもうほとんどない。
雨も気にならないレベルまで収まった。
10:50 白根御池小屋
小屋というには立派な造りっすな。
昼食をとろうって事で荷物を置いて突撃する。
靴の中まで濡れちゃってて靴下も脱いだ。
カレーほうとう
麺がほうとう(平べったいうどん)で美味い。
冷えた身体を温めてくれる(´ω`)
11:50 出発
濡れた靴下を履き、グズグズの靴に足を突っ込む(‘ω’`)
雨足も強くなって憂鬱。はよ下山して温泉に入りたい。
樹林帯で途中に斜面にきつめなところもあるけど概ね安全な道。
特筆するところもあんまないっすね。
13:25 広河原
無事に下山。
前回の利尻山に続いて雨の中の登山となった北岳。
景色が見えなかったのは残念とはいえ第二位の山を登った達成感は味わえた。
広河原から北岳までのルートはアップダウンがないものの平坦な道もほとんどなし。
ずっと続く坂道がDot攻撃を食らってるようで地味に堪えますな。
尾根道は風が強くて歩けなくなる程だったので次は晴れた日に行きたいね。
これで標高第一位の富士山、第二位の北岳を制覇した(´ω`)
あとは間ノ岳か奥穂高岳を登りTOP3制覇を目指したい。
りんごは犠牲になったのだ(´;ω;`)
※後日起動しました。
■白峰会館
広河原から乗り合いタクシーに乗って芦安駐車場まで行けば目の前にある。
帰りのバス停も併設されてるので時間を合わせてゆっくりできる。
入浴料:700円
温泉は熱すぎずゆっくり入れそうな温度。
露天風呂が内湯に入らないと行けない構造で珍しい気がする。
涼み処はないけど食堂があるのでそこで休憩ができる。
場所 | 予定時刻 | 実際時刻 |
---|---|---|
広河原 | 06:30 | 06:30 |
白根御池小屋分岐点 | 06:55 | 06:45 |
大樺沢二俣 | 09:00 | 09:10 |
八本歯のコル | 11:30 | 12:00 |
トレース道分岐点 | 12:30 | |
北岳山荘 | 12:40 | 13:25 |
■2日目(雨)
場所 | 予定時刻 | 実際時刻 |
---|---|---|
北岳山荘 | 06:30 | 06:30 |
トレース道分岐点 | 07:20 | 07:10 |
吊尾根分岐点 | 08:00 | 07:30 |
北岳山頂 | 08:20 | 07:55 |
両俣小屋分岐点 | 08:20 | |
北岳肩の小屋 | 09:00 | 08:30 |
小太郎尾根分岐点 | 09:20 | 09:10 |
草スベリ分岐点 | 09:20 | |
大樺沢二俣 | 10:50 | 10:20 |
白根御池小屋 | 11:20 | 10:50 |
☆昼休憩 | ||
白根御池小屋 | 12:20 | 11:50 |
白根御池小屋分岐点 | 13:50 | 13:05 |
広河原 | 14:10 | 13:25 |
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